なっとくアンケート
なっとくアンケート の記事一覧
成人年齢の引き下げ ~18歳成年制について~
1. 2007年5月14日、いわゆる国民投票法(正式名称は、「日本国憲法の改正手続きに関する法律」)が成立しました。この中で、国民投票の投票権が原則満18歳以上に与えられることとされたため、『18歳... 続きを読む
いわゆるロス疑惑と「一事不再理」の原則
1. 1981年のいわゆるロス疑惑「一美さん銃撃事件」に関連して、三浦和義氏が旅行先のサイパンでアメリカ当局により逮捕されました。 三浦氏は一美さんを殺害した容疑で日本において起訴から最... 続きを読む
ドメスティックバイオレンス(DV)について
1. 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」(DV法)の改正法が今年の1月11日に施行(実施)されました。 そもそも、DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、「夫婦などの親密な関係... 続きを読む
危険運転致死傷罪について
一、はじめに 2006年8月に福岡市東区で幼児3人が死亡した飲酒運転事故で、危険運転致死罪と道路交通法違反(ひき逃げ)の罪に問われ、懲役25年を求刑されていた元同市職員・今林大被告(23... 続きを読む
内部告発者の保護について
一、問題の背景 2007年は、消費期限切れの原材料を使った「不二家」の偽装問題に始まり、おみやげの定番である「白い恋人」や「赤福」の賞味・消費期限改ざん問題、高級料亭「船場吉兆」の偽装問題など... 続きを読む
パートへの厚生年金の適用拡大について
一、はじめに 現在、パートタイムで働く方(以下、パートタイマーと称します)のうち、週30時間以上働く人には厚生年金制度が適用されます。以前は、パートタイマーには厚生年金制度は適... 続きを読む
公務員の学歴詐称による免職と憲法14条
一、学歴詐称問題とは 最近マスメディアで報道され、論議を呼んでいる「地方公務員の学歴詐称問題」とは、地方自治体が行う公務員採用試験において、4年制大学を卒業または卒業... 続きを読む
公共の場所での喫煙を罰則をもって禁止することはどこまで許されるか
一、路上喫煙禁止条例 街を歩いていると、喫煙者のタバコポイ捨てを目にすることがあります。路肩をみると、ポイ捨てされたタバコが散乱しています。このような光景を見て快く... 続きを読む
日本の弁護士制度 その3
1、弁護士制度特集の第3弾は、「法律事務を弁護士が独占していること」について考えてみましょう。 弁護士法72条は次のように規定しています。 「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件... 続きを読む
日本の弁護士制度 その2
1.前回の「皆で考えよう!法の建前と現実」では「弁護士人口」について皆様の意見をうかがいました。今回の特集も前回と同様、弁護士特集です。2回目は「弁護士への満足度」です。弁護士と接触した経験のある... 続きを読む
日本の弁護士制度 その1
1. はじめに従来、日本の弁護士制度は、外国に比べて大きな三つの特徴をもっていると言われてきました。第1に、弁護士になるのが極めて難しいことです。例えば、アメリカではロースクールを卒業後、各州の司... 続きを読む
赤ちゃんポスト設置について
1.はじめに 2007年4月5日、熊本市は、同市内の慈恵病院が申請していた「赤ちゃんポスト」の設置を許可しました。「赤ちゃんポスト」は、いろいろな事情から親が育てられなくなった新生児を匿名で受け入... 続きを読む
個人情報保護法の建前と実態
1. はじめに 最近、個人情報に関する規約に署名をする機会が多くなりました。たとえば、会員カードの申込書に氏名・住所等を記入すると、個人情報の利用目的に加え、「あらかじめ明らかにした利用目的... 続きを読む
ホワイトカラーエグゼンプションについて
1.ホワイトカラーエグゼンプション? 一定の条件を満たすホワイトカラーの会社員を労働時間規制からはずす、ホワイトカラーエグゼンプションの導入が議論されてきました。2007年1月16日、政府... 続きを読む
三たび、NHK問題-受信料の支払い義務を法律で明文化するのをどう思いますか
1. 当ホームページは、2004年11月、NHKの不祥事の頻発に抗議した受信料の支払い拒否が激増した際に「NHKの受信料問題」の特集を組み、広く皆様のご意見を募りました。2005年10月には、NHKが... 続きを読む
出生前診断に基づく人工妊娠中絶を認めるべきか
一、出生数と出生前診断希望者 わが国では、毎年、約100万人から120万人の新生児が誕生しています。平成17年度の出生数は、前年に比べて約5万人減の106万2530人でした。 この約100万人の出生者... 続きを読む
耐震強度偽装事件における損害は誰が負担すべきか
1、なぜ問題になっているのでしょうか。 平成17年後半に発覚した、分譲マンションなどの耐震強度偽装問題は、設計者や売主を初め、施工主、確認検査機関、自治体も関係した社会問題となったにとどまらず、これら... 続きを読む
「人の死」の判定基準について
一、なぜ問題となっているのでしょうか わが国では、従来から、呼吸・脈拍の停止および瞳孔散大の三徴候を基礎として「人の死」を総合的に判定しています。これは、蘇生する可能性がほとんどない時点をもって、「人... 続きを読む
憲法九条の改正と軍隊の保持
1、なぜ憲法九条の改正が問題となっているのでしょうか 従来から自民党を中心に憲法の改正が問題となってきましたが、先日成立した阿部内閣は、5年以内に憲法改正を目指すことをその政策目標として掲げました。い... 続きを読む
首相公選制について
一、首相公選制とは何か - なぜ問題となるのか 2006年9月、小泉首相の任期が満了し、5年半もの長期に及んだ小泉内閣が終了します。それに伴い、次期首相が選任されます。次期首相候補についてマスコミが盛... 続きを読む
日本の総理大臣が靖国神社に参拝することをどう思いますか
1、なぜ問題となっているのでしょうか? 2001年に小泉内閣が誕生して以来、小泉首相は毎年靖国神社に参拝しています。その参拝の度に、アジア諸国、特に中国と韓国から大きな非難を受けています。それにもかか... 続きを読む
わが国において死刑制度は存続させるべきか
一、死刑制度は必要でしょうか 平成18年6月20日、山口県光市母子殺害事件の最高裁判決が下されました。判決は、従前の広島高裁の無期懲役判決を破棄し、同裁判所へ差戻すというものでした。何の罪もない母子を... 続きを読む
利息制限法と「グレーゾーン金利」について
1.はじめに 皆さんはご存知ですか。お金を借りるとき、利息はいくらまで払えばよいか。法律は次のように定めています。 元本が10万円未満の場合は年20%元本が10万円以上100万円未満の場合は年18%元... 続きを読む
教育基本法の改正 - 「愛国心」教育について
一、なぜ問題となっているのでしょう 現在、教育基本法改正の議論が活発になされています。改正案での最大の争点は、教育基本法に「我が国と郷土を愛する」(以下、「愛国心」という)を盛り込むべきではないか、と... 続きを読む
尊厳死について
一、はじめに 先日、富山県の市民病院で、医師が延命治療を中止する意図で、患者の人工呼吸器を外して死亡させるという事件がありました。同医師は、患者自身の同意を得ずに、家族の同意を得るのみで人工呼吸器を外... 続きを読む
女性天皇・女系天皇の是非について
一、なぜ問題となっているのか 最近、衆議院の予算委員会において、皇室典範の改正の議論がなされており、マスコミもこの問題を大きく取り上げています。さらに、秋篠宮妃がご懐妊されたこともあり、世間の注目が集... 続きを読む
少年法の改正について
一、なぜ少年法の改正が問題となっているのでしょうか 少年法は少年が犯罪を犯した場合、少年の将来を考え健全に育成するために、刑罰を科するよりも少年の性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分をもって臨むこ... 続きを読む
教員免許の更新制
一、はじめに 昨今、教員の児童生徒に対するわいせつ行為や体罰などの不祥事などにより、教員への不信感が高まっています。また、科学技術や社会の著しい変化に伴い、終身教員免許の制度に対する見直しの必要性が意... 続きを読む
国民年金制度
一、なぜ国民年金制度が問題となっているのか 近年、年金制度に対する国民の不信が非常に強くなっています。それは、年金財政が厳しくなり、年金に加入している人が、老後に年金をもらえるという確信が持てないから... 続きを読む
再び、NHK問題!
1. これまでの動き NHKの受信料問題については、本特集の第1回「NHKの受信料問題」で取り上げ、読者の皆さんから大きな反響をいただきました(2004年11月2日掲載)。「なぜNHKに受信料を払わな... 続きを読む