サイト内検索:
  

裁判員のための刑法入門


裁判員のための刑法入門に関する記事一覧(2ページ目)

未遂罪

 第13回目の今回は、「未遂罪」について説明します。  日々のニュースでも、殺人未遂などの言葉はよく耳にするので、「殺そうとしたが被害者が亡くならなかった場合が殺人未遂なんだな」ということはイメージが... 続きを読む


自首

 第12回目の今回は、「自首」について説明します。  自首については、先日も名古屋の女性拉致・殺害事件で、2名の被告人が死刑となったのに対して、最初に闇サイトで犯行仲間を募った被告人に対して、「自首に... 続きを読む


責任年齢

 第11回目の今回は、「責任年齢」について説明します。  刑法では、「十四歳に満たない者の行為は、罰しない。」と規定し、14歳未満の者が罪にあたる行為をしても罰せられることはありません。これは、犯罪予... 続きを読む


責任能力

 第10回目の今回は、「責任能力」について説明します。  凶悪事件が起こると、精神鑑定が行われることがあります。これは、責任能力の有無を確認するためです。責任能力とは、「物事の理非・善悪を弁別し、かつ... 続きを読む


過失

 第9回目の今回は、「過失」について説明します。  前回の「故意」の説明でも書いたように、原則として故意がない場合には罰せられません。しかしながら、交通事故などを考えてもわかるように、不注意によって人... 続きを読む


故意

 第8回目の今回は、「故意」について説明します。  「故意」とは、「罪を犯す意思」のことで、原則として故意がない場合には罰せられません(故意犯処罰の原則)。  殺人の故意(殺意)を例に考えると、「死ね... 続きを読む


緊急避難

 第7回目の今回は、「緊急避難」について説明します。  乗っていた船が沈没してあなたは海に投げ出されてしまいました。岸までは遠く、泳いでいける距離ではありません。そのとき、浮き輪が1つこちらに流れてき... 続きを読む


正当防衛

 第6回目の今回は、「正当防衛」について説明します。  「正当防衛」という言葉については、日常会話でも使われることがあるため、比較的イメージしやすいのではないでしょうか。「相手がいきなり殴りかかってき... 続きを読む


行為時の事情によって罪が成立しない場合

 第5回目の今回は、「行為時の事情によって罪が成立しない場合」について説明します。  客観的には犯罪にあたる行為を行い、その結果が発生していても、罪が成立しない場合があります。典型例は、医師による手術... 続きを読む


執行猶予

 第4回目の今回は、「執行猶予」について説明します。  執行猶予とは、刑の執行を一定期間猶予するもので、猶予期間が満了すれば、その刑を受けることがなくなる制度です。報道などでは、執行猶予の付かない有罪... 続きを読む


刑の種類

 第3回目の今回は、「刑の種類」について説明します。  刑法に定められている刑の種類は、全部で7種類あります。死刑、懲役、禁錮、罰金、拘留、科料、没収です。これらのうち、没収は単独で言い渡されることは... 続きを読む


誰に対して刑法は適用されるのか?

 第2回目の今回は、「誰に対して刑法は適用されるのか?」というお話をしようと思います。  まず、刑法は「この法律は、日本国内において罪を犯したすべての者に適用する」と規定していることから、国籍のいかん... 続きを読む


何をすると罪になるのか?

 今回から新しい連載として「裁判員のための刑法入門」をお送りします。2009年5月からスタートする裁判員制度。参加するにあたって法律に関する知識は不要だとされていますが、耳慣れない法律用語が続くのはや... 続きを読む

  • 1
  • 2
次へ
>>

ページトップへ