- どんな事件でしたか
- 婚約中の男女にマンションを貸していたが、けんか別れして賃貸契約者である男性が退去。残った女性が家賃を払えず、約半年間滞納してその額、約80万円になった。
女性の実姉の夫が連帯保証人だったため、裁判で保証人に支払い請求したが、実は実姉が契約者の男性の婚約者であった妹から迷惑をかけないからと無理やり頼まれて夫に内緒で連帯保証契約確認書を作成し、印鑑証明を取得して契約書に添付した。
夫は保証人になった覚えはないと主張して裁判では保証契約確認書は無効になり被告である夫は責任を負わず、原告側の敗訴になった。 - 争点は何でしたか
- 夫婦間で妻が夫に内緒で作成した夫名義の連帯保証契約書は有効か、無効か?
- 裁判所の判断はどうでしたか
- 夫婦間であっても夫に内緒で妻が作成した夫名義の保証書は無効
- あなたは、その結末についてどう思いますか
- 夫は妻に実印を渡しており名義は夫でも夫婦で連帯責任を負うべき。こちらも提出された保証人確認書の名義人に保証人になったことの確認を怠った過失はあるが、一般的不動産賃貸契約ではそこまで確認するケースはほとんどない。
そのあと妻を私文書偽造で訴えて、不法行為による損害賠償請求する手段もあると思うが
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