法律豆知識
法律豆知識に関する記事一覧(11ページ目)
住居侵入罪
「他人の住居等に立ち入る」かたちは色々と考えられます。 家人全員が招く、家人の一部が招く、家人が相手の素性・考えを知らずに招き入れる、招かれてもいないのに勝手に入る...。 皆さんは、どこからが... 続きを読む
株主総会
株主総会といえば、最近では原発事故の影響から電力会社の株主総会がよく取り上げられました。 株主総会とは、株主全員で株式会社の意思・方針を決定していく場です。 株式会社の資本は株主の出資がもとにな... 続きを読む
小型船舶と救命胴衣
川下り船が転覆し死者を出した事故で、川下り船のような小型船舶(海上用は5t未満、河川用は20t未満)の安全対策が問題とされました。 これまでとられていた安全対策とは、一体どのようなものだったのでし... 続きを読む
同居義務
夫婦として暮らしていくうえで、「一つ屋根の下で生活する」ということは大変大きな要素です。 民法上も同居を「婚姻の本質」と捉えており、夫婦は同居する義務があるとしています(752条)。 たとえ本人... 続きを読む
議員の懲罰
国会議員には免責特権(自由な発言・表決のため、議院で行った演説や討論等については責任を問われないという特権。憲法51条)があるので、一見、議院内での行動は罰されないかのようにも思えますが、議院の秩序... 続きを読む
強迫
「強迫」とは、害悪を与えると示して相手方に恐怖心を生じさせ、その心情を利用して契約締結などの意思表示をさせることをいいます。 強迫による意思表示は取り消すことができ(民法96条1項)、この取り消さ... 続きを読む
食品に含まれる放射能基準値は何法で決められているの?
放射能を含む飲食物の摂取制限の指標値は、食品衛生法によって定められているでしょうか? 定められている 定められていない ... 続きを読む
帰化
皆さんは、外国人スポーツ選手が日本代表として大会に出場するため、帰化するのを見たことがありませんか。 「帰化」とは、外国人が法務大臣の許可を得て日本の国籍を取得すること(国籍法4条)。 帰化申請... 続きを読む
逮捕と勾留
刑事事件の報道では、「逮捕」「勾留」という言葉が頻繁に出てきますが、二つがどう違うかご存知でしょうか。 今回は、逮捕については「普通逮捕」、勾留については起訴前の被疑者に対する「被疑者勾留」に焦点... 続きを読む
訴訟指揮権
ドラマの刑事裁判のシーンでは、検察官と被告人・弁護人が事件の当事者として裁判に臨み、互いに攻撃したり防御したりしていますね。 これがスムーズに進む場合はよいのですが、両者は対立している関係ですから... 続きを読む
勾留理由の開示
被疑者・被告人としていったん身柄を拘束されてしまうと、連日の厳しい取り調べから身を守るのは困難になります。 あなたが弁護人だったら、どんな手段を使って被疑者・被告人を守りますか? そのひとつとし... 続きを読む
女装出社
身につけるものの好みは百人百様です。 男性服を好む女性もいれば、女性服を気に入る男性もいます。 こうした好みは、完全なプライベートではあまり問題にされませんが、仕事に関してはそうもいかないのが現... 続きを読む
令状主義
ドラマなどでは、捕まりそうになった犯人が「令状はあるのか」などと言う場面がありますね。 あれは大体逮捕状を指していますが、令状というのは逮捕状だけではありません。 令状とは、逮捕、勾留、捜索、差... 続きを読む
広域連合
平成23年4月1日現在、115の広域連合が活動中ですが、関西にお住まいの方なら、最近は関西広域連合の名を聞く機会が多いことと思います。 今回はこの「広域連合」が一体どういうものか、見てみることにし... 続きを読む
社内の所持品検査
会社製品などの横流し・持ち出しを防止するため、所持品検査を行う企業があります。 しかし、従業員の方からすれば、所持品検査は人格権やプライバシーを侵害するおそれも高く、あまり気分の良いものではありま... 続きを読む
排他的経済水域
近頃、他国が日本の排他的経済水域内で海洋調査船を航行させるなどのトラブルが散見されます。 排他的経済水域とは、基線(海岸の低潮線などを基準にひかれる線)から200海里(約370㎞)の海域のうち、領... 続きを読む
海賊って何?
以下の行為のうちで法律上海賊行為と言えるのはどれでしょうか? ドクロマークの旗を船に掲げる。 公海上で、他の船に対して略奪脱行為を行う。 公海上で、とある国の指揮下にある軍艦が(2)の行為を行う。 ... 続きを読む
電力使用制限令
東日本大地震による電力供給量の不足を受け、今夏、東京電力管内では620万kW、東北電力管内でも90万kW以上の電力不足が生じると考えられています。 大規模停電を起こさずにこの事態を乗り切るため、経... 続きを読む
院内会派
最近、政治家が「院内会派」の集まりに参加したり、離脱したりという話をよく聞きます。 院内会派とは、主義・主張を同じくする議員が、各議院内部でともに活動するべく、任意に組織した院内団体のことです。 ... 続きを読む
代理母出産は法的に何の問題もない?
Aさんは、長年不妊治療を続けてきましたが、どうしても子供ができませんでした。 そこで、AさんはBさんと代理母出産契約を締結し、Bさんが代理母としてAさんとその夫との受精卵を引き受け、Aさんの代わり... 続きを読む
職務代理者
普通地方公共団体(都道府県・市町村)の長に事故があったり、欠けたりしたときは、誰がその代わりを務めるのでしょうか。 地方自治法152条によれば、なんらかの理由により普通地方公共団体の長が職務を続け... 続きを読む
中等教育学校
私たちが普段「中高一貫校」と呼んでいる形態の学校は、法律上は「中等教育学校」と呼ばれています。 中高一貫教育には、6年間という比較的長いスパンの安定した教育をはかれることから、教育内容が豊かになり... 続きを読む
権利証の消失
権利証とは、不動産の登記が完了したときに「登記権利者(不動産の権利者)」に対して交付される登記済証のことで、これを持っていればその不動産の権利者と推認されます。 不動産の権利者が変わる場面、つまり... 続きを読む
義援金と支援金
震災支援のために「義援金」を贈ったという方、多いですよね。 この他に「支援金」という寄付金も聞いたことがありませんか? 「義援金」とは、被災者に直接分配する見舞金のこと。 通常日本赤十字社が集... 続きを読む
医療貸付
医療は暮らしに欠かせないものですから、災害復興時には医療の再生が絶対に必要となります。 しかし、医療設備は高額なので、一旦失われるとまた元通りにするのは容易ではありません。個人経営であればなおさら... 続きを読む
事情判決
行政が違法な処分をした場合、その処分は基本的に取り消されるべきですよね。 しかし、処分が違法で、その取消しを求める原告の請求に理由があっても、裁判所がその請求を棄却してしまう場合があります。 こ... 続きを読む
仮設住宅
仮設住宅とは、被災者が住宅を再建したり確保したりするまでの仮の居住地として、都道府県が民間賃貸住宅の借り上げやプレハブ住宅の建設を行い、提供するものです(災害救助法23条1項)。 報道では、このプ... 続きを読む
成年擬制
皆さんは、結婚した未成年者が成年者として扱われることをご存知ですか。 これを「成年擬制」といいます(民法753条)。 20歳以上を成年とするわが国では、それに満たない未成年者は心身ともに未熟であ... 続きを読む
婚姻の無効
皆さん、結婚するには婚姻届を出すだけ、と思っていませんか? 婚姻届が受理され、形式上は婚姻成立に見えても、実際は婚姻の効力が認められないことがあります。 これを「婚姻の無効」といい、一般に、この... 続きを読む
住宅耐震改修特別控除
みなさんの中には、いざという時に備え、住居の耐震化を検討中の方もいらっしゃるでしょう。 この場合に役立つのが、住宅耐震改修特別控除の制度です。 住宅耐震改修特別控除とは、平成18年4月1日から平... 続きを読む