法律豆知識
法律豆知識に関する記事一覧(8ページ目)
大学の設置認可
私たちの周りはいつも新しいニュースに溢れています。そんな旬の話題を編集部が独断と偏見と法律に基づいて斬る新シリーズ『今週の話題 ~法律はこう斬る!』が今日からスタートしました!記念すべき第一回目の話... 続きを読む
慣習と法律の原則、契約上はどっちが強い?
大審院大正10年6月2日判決 地域によって賃貸物件の敷金・礼金制度が違うように、慣習には地域性が出るものです。 契約締結時、自由に決められる部分について自分達で事細かに決定するよりも、いっそその地域... 続きを読む
強制送還の費用は誰が負担するの?
日本から外国人を退去強制(強制送還)する場合、費用の負担は原則とし て以下のうち誰が負担するのでしょうか。 日本政府 当該外国人が属する国 当該外国人 ... 続きを読む
弁護士が副業をするには・・・
弁護士Xは、カフェを経営しようと考えました。 Xは飲食業に関する行政からの営業許可等のほかに、所属する弁護士会から許可を得る必要はあるでしょうか。 弁護士会の許可が必要 弁護士会の許可は不要 ... 続きを読む
不当労働行為はどこに訴えればいい?
東京にあるX社に勤めるAさんは、自社に労働組合がないことからAさんは労働組合を結成しようと考えました。ところが、会社側がAさんに対し降格などの不利益処分を行いました。Aさんはこの会社の処分を不当労働... 続きを読む
指定弁護士の手当はいくらくらい?
検察審査会の強制起訴決議がされた場合に、裁判所から指定される指定弁護士の一審級ごとの手当としてあり得るのは以下のうちどれでしょうか? 10万円 80万円 500万円 ... 続きを読む
「科する」と「課する」は使い分けられている?
消費税法4条1項は、国内において事業者が行った資産の譲渡等には、この法律により、消費税を「かする」と規定されています。 この「かする」は、「科する」と「課する」どちらが正しいでしょうか。 科する ... 続きを読む
住民訴訟で自治体の不正を正すには・・・
X県在住のAさんは、X県知事YがX県と全く関係のないS島を購入したことは、違法な公金の支出に当たると考え、住民訴訟を起こそうと考えました。 AさんはX県在住というだけで住民訴訟を提起することができ... 続きを読む
借主の義務
この春から部屋を借りてひとり暮らしを始める、というあなた。 民法が部屋の扱いに関して借主(賃借人)にどんな義務を課しているかご存知ですか? 当たり前と思えるものばかりかもしれませんが、一度ここで... 続きを読む
いじめの責任(3) -学校-
いじめは大半が学校内で行われます。 今回は、いじめ裁判における学校側の責任について説明します。 学校設置者に対しては、従業員(教員)が業務上招いた損害の賠償責任を雇用主(学校)に求めるという方法... 続きを読む
いじめの責任(2) -加害児童生徒の監督義務者-
前回、いじめをした加害児童・生徒(以下「加害者」)を被告に据えて訴訟をしても、被告らが若すぎて責任能力(自分の行為がどんな責任を伴うのか理解するちから)がないと判断されれば、いじめ被害の責任を問いき... 続きを読む
いじめの責任(1) -加害児童・生徒-
教育現場ではもう何十年も問題とされてきた「いじめ」。 被害児童・生徒(以下「被害者」)が自殺に追い込まれることもあり、いじめを原因とした訴訟も多数起こっています。 文部科学省によると、いじめとは... 続きを読む
「わいせつ」とは?
日々の生活の中で、わいせつ関連の罪は頻繁に報道されています。 街なかで裸になれば「公然わいせつ罪(刑法174条)」ですし、無修正など内容の過激なポルノDVDを販売すれば「わいせつ物頒布等罪(同17... 続きを読む
試験観察
少年審判にかけられた少年は、それが重大犯罪などでない限り、基本的に保護観察(通常の社会生活を送らせながら更生促進をはかる制度)や少年院送致等の保護処分を受けることになっています(少年法24条1項)。... 続きを読む
遺骨・遺体は誰のもの?
人が亡くなったとき、「故郷にある実家の墓に入れろ」「現在の住まいに近い墓に入れたい」などと、親族同士で納骨の場所をめぐり対立してしまうことがあります。 遺骨や遺体もかたちあるものですから、一般的に... 続きを読む
拷問
現在、公務員が残虐な刑罰や拷問を行うことは、かたく禁じられています(憲法36条)。 残虐な刑罰とは「法律に従って下される刑罰の内容が、基本的人権の観点からみて残虐」ということで、形式上は法律の裏付... 続きを読む
外交官特権 -裁判権の免除-
日本国内や日本船舶・航空機内で罪を犯せば、日本の刑法で裁かれるのが基本です(属地主義、刑法1条)。 しかし、外交官にこの属地主義を適用すると、場所によっては赴任国から不当な抑圧を受け、国家の代表者... 続きを読む
人身保護請求(2)―審理―
人身保護請求(不当な身体拘束から被拘束者を救済するよう、裁判所に求めるもの)が受理されると、裁判所はその審理に入ります。 審理過程でまずはじめに行われるのが「準備調査」です(人身保護法9条1項)。... 続きを読む
常用漢字が変わると法律も変わるの?
平成22年10月に常用漢字表が改定されました。それに伴い公用文や法令で使用される漢字も変更になります。(実際には、法改正がされたタイミングで変更になります。) では、軽犯罪法1条11号に使われてい... 続きを読む
日常家事債務
電気使用料の集金に客の家を訪ねると、その家の夫は不在でした。 妻に支払を求めると、「その契約は夫名義だから、料金は夫から受け取って」と冷たい返事。 この場合、妻から支払を受けることはできないので... 続きを読む
人身保護請求(1)―制度の意義と申立て―
人身保護請求とは、不当に身体を拘束された者を、裁判によって迅速・容易に救済し、自由にしようというものです(人身保護法1条)。 もし身体拘束が被拘束者の自由な意思によるものであれば、これに反して人身... 続きを読む
常用漢字表
平成22年に「常用漢字表」と「人名漢字表」が改訂されました。 改訂当時は、「これからは子供の名前にこの字を使える/使えなくなる」と「人名漢字表」の方がよく取り上げられていましたね。 では、「常用... 続きを読む
年越しコンサートと若年者の深夜労働の禁止
男性アイドルグループを数多く手がける芸能事務所Jは、毎年所属グループを多数出演させる年越しコンサートを行っています。このJ事務所に所属する5人組グループAは18歳のメンバー3人と17歳のメンバー2... 続きを読む
標準時
「日本の標準時は東経135度を基準として定められていて、世界標準時より9時間進んでいる」というのを、学生時代に学んだ記憶がある方も多いと思いますが、法令上はどのように決められているのでしょうか。 ... 続きを読む
弁論能力
一般人同士が対峙する民事訴訟は、審理の対象も、そのための資料・証拠も、当事者の決定に左右されます。 原則として、当事者が「これを争う」と決めた事項以外は審理に含めません(弁論主義)。 ですから、... 続きを読む
医療観察制度―治療・処遇―
心神喪失や心神耗弱が原因で重罪を犯してしまった加害者は、それが自分の意思によるものとは言い難いため刑事責任を問うことはできません。 その代わりに手厚い専門医療を施して再犯防止や加害者の社会復帰を目... 続きを読む
転覆した船の船長の責務(日本版)
日本船籍X号の船長であるAさんは、X号が座礁し転覆した際に我先に逃げ出してしまいました。Aさんは罪に問われるでしょうか? 問われる 問われない ... 続きを読む
民事訴訟上の証拠保全
民事訴訟で証拠調べをする際は、公開法廷で手順通りに調べていくのが原則です。 しかし、その証拠に滅失や変更のおそれがある場合は、正規の手続を待っていては証拠の使用が不可能・困難になりますので、もっと... 続きを読む
法テラスでしてもらえないことは何?
以下のうち法テラスでしてもらえないことはどれでしょうか。 裁判費用の立て替え 刑事事件に関する無料法律相談 国選弁護人の選任に関すること ... 続きを読む
医療観察制度―制度内容と審判―
精神障害をもつ者が重罪を犯した場合、その者はまず責任能力の有無(刑事責任を問うことができるかどうか)を確認されます。 ここで「通常人のような責任能力が望めない」と判断されれば、この加害者に刑事責任... 続きを読む