法律用語
法律用語に関する記事一覧(10ページ目)
条件と期限
今回は、条件と期限について取り上げたいと思います。条件と期限は、一定の事実の発生によって効力が発生したり、消滅したりするという点では共通していますが、条件が将来発生することが不確実な事実の成否にかか... 続きを読む
期間
飲食代金は1年間で時効消滅するとされていますが(民法174条)、たとえば、今日が3月1日だったら、いつの時点で消滅するのでしょうか? 簡単そうで、意外に難しい問題です。 民法は、こうした期間について... 続きを読む
特定商取引に関する法律(特定商取引法)とは
「特定商取引に関する法律(特定商取引法)」という名前を聞いても、まだぴんとこない方が多いかもしれません。しかし、実は私たちにとって非常に身近な法律のひとつなのです。今回はこの法律について取り上げてみ... 続きを読む
電子公証制度
公証人が行う業務の中で、2002年の1月15日からサービスが開始されたのが「電子公証制度」です。 電子公証制度とは、これまで公証人が紙の文書について行っていた認証や確定日付の付与の事務に対応して、... 続きを読む
公証人とは
これまでの法律相談の回答などでも時々登場していた「公証人」。「法律に関係する仕事をしているんだろうな」ということはわかっても、実際どんな人がどのような仕事をしているのかは、弁護士や裁判官に比べるとわ... 続きを読む
危険運転致死傷罪とは
2001年の12月25日に施行された危険運転致死傷罪(刑法208条の2)。先日、三重県で同罪容疑で初の逮捕者が出たことから、ご存じの方もいらっしゃると思います。今回はこれを取り上げてみたいと思います... 続きを読む
単元株制度とは
2001年10月1日から施行された改正商法で新たに導入された「単元株制度」。今回の改正の一つの目玉とされています。今回はこの制度について取り上げてみたいと思います。 単元株制度とは、会社が定款で一定... 続きを読む
病院と診療所
この時期になるとお世話になることの多い病院や診療所。なんとなく病院のほうが規模が大きいというイメージがありますが、法律上どうなっているのでしょうか? 病院や診療所について定めている法律は、医療法で... 続きを読む
年末調整とは
働いている方なら、この時期になると職場で話題に上る年末調整。 年末調整とは、給与所得について支払いをする者(会社等)が、その年の最後に給与の支払いをする際、その年にすでに源泉徴収した税額とその年の給... 続きを読む
恩赦
「前科」について取り上げた際に登場した「恩赦」。先日の内親王ご誕生の際にも実施が検討されましたが(結果的には実施しないことになりました)、この「恩赦」とはどのようなものなのでしょうか? 恩赦とは、公... 続きを読む
前科とは
日常用語としてはよく使われる「前科」という言葉。一般に、確定判決で刑の言渡しを受けたことをいいますが、法令上の用語ではありません。 また、「前科が戸籍に記載される」という話を耳にすることがありますが... 続きを読む
お酒の話
年末年始に向けてお酒を飲む機会も増えますが、そもそも「お酒」って何を指すものなのでしょうか? 「アルコールが入った飲み物」ということくらいは想像がつきますが、より正確な定義といわれるとちょっと悩んで... 続きを読む
はんこの話(2)
契印 一つの書類が数枚の紙等からなる場合に、落丁や、差し替えられたり、抜き取られたりするのを防ぐため、そのつづり目、継ぎ目にかけて印を押すこと。内容証明郵便が複数枚にわたるときなどに使われます。割印 ... 続きを読む
はんこの話(1)
「はんこ社会」といわれるほど、様々な書類にはんこを押す日本。読者の皆さんも多くのはんこをお持ちだと思います。 日常用語では、はんこのことを印鑑と呼んだりもしますが、法令上は別のものです。 印鑑とは、... 続きを読む
中選挙区制とは
先日、与党三党の幹事長が一部復活で合意した中選挙区制。結局、党首会談によって結論を先送りしたようですが、どのような制度なのでしょうか? 中選挙区制とは、1つの選挙区から3~5人の議員を選出する選挙区... 続きを読む
身元保証人
会社に就職する際に付けることを要求される身元保証人。通常の保証人とはどこが違うのでしょうか? 身元保証人とは、雇主との間で、将来被用者が雇主に与えるかもしれない損害を担保することを契約し、実際に被用... 続きを読む
商号
商号とは、「商人がその営業活動において自己を表示する名称」のことです。 商標とよく似ていますが、商標が自己の商品を他人の同種商品と区別するために用いられるのに対し、商号は商人本人を表示するものである... 続きを読む
商標
広告や商品の箱に小さく書いてある「○○は××社の登録商標です」の文字。皆さんもご覧になったことがあるのではないでしょうか。 この商標とは、「自己の取り扱う商品または役務を他人のものと区別するために自... 続きを読む
業務妨害罪とは(威力業務妨害・偽計業務妨害罪)
不特定多数の携帯電話に勝手に宣伝のメールを送信していた業者が、発信元を自分と無関係な会社に勝手に設定し、この会社の業務を混乱させたとして、大阪府警がメール送信者を偽計業務妨害の疑いで逮捕したニュース... 続きを読む
インターネット
このメールマガジンを購読されている皆さんも使っている(であろう)インターネット。この言葉が法律の条文の中にも存在しているのをご存知でしたか? その法律とは、2001年の1月に施行された「高度情報通... 続きを読む
社員とは
日常会話でもよく使われる「社員」という言葉。法律用語の世界では、そのほとんどが「社員」でないと言ったら、驚かれるかもしれません。 法律用語としての「社員」とは、社団、特に社団法人の構成員のことで、株... 続きを読む
認可法人
認可法人とは、民間等の関係者が発起人となって、自主的に設立する法人のうち、その業務の公共性などの理由によって、その設立については特別の法律に基づき主務大臣の認可が要件となっているものをいいます。 ... 続きを読む
特殊法人
小泉内閣の重点課題の一つにもなっている特殊法人改革。 特殊法人を定義した条文はありませんが、一般に、総務省設置法4条15号が規定する法人、すなわち、「法律により直接に設立される法人又は特別の法律に... 続きを読む
被疑者と被告人
先日、人気アイドルグループのメンバーのひとりが逮捕されましたが、彼について、あるテレビ局では「○○メンバー」、新聞では「○○容疑者」と呼び方が異なっていたのが印象的でした。 法律用語の世界では、犯罪... 続きを読む
金庫株とは
最近、テレビや新聞でよく耳にする「金庫株」。よく耳にする割には、それがどのようなものなのか、いまいちわからないものです。 金庫株というのは、「取得目的が特定されておらず、かつ保有期間制限のない自社株... 続きを読む
弁護士と弁護人
弁護士と弁護人。とてもよく似た言葉ですが、実はしっかり区別されています。 弁護士とは、「当事者その他関係人の依頼又は官公署の委嘱によって、訴訟事件、非訟事件及び行政庁に対する不服申立事件に関する行為... 続きを読む
緊急逮捕
「現行犯で逮捕する!」なんていうのは、よく刑事ドラマなんかで見ますよね。 現行犯逮捕は、「現に罪を行い、又は現に罪を行い終った者」を逮捕すること(刑事訴訟法212条1項)。 では、緊急逮捕は? あま... 続きを読む
公示送達
行方のわからない相手に対して、裁判を起こす。 そんなことができるのでしょうか。 それを可能にするのが、公示送達です(民事訴訟法110条以下)。 公示送達というのは、民事訴訟法上の送達の一種です。 送... 続きを読む
代物弁済
大仏ではありません、代物弁済(民法482条)。 「借金が払えない!」 そんなときに、「物で返すから勘弁して!」という制度です。 例えば、100万円の借金が払えないから、ロレックスの時計を代わりに渡し... 続きを読む
慰謝料とは
お寄せいただいている法律相談をみていますと、「慰謝料を請求できないんでしょうか」というご相談をよく見受けます。 一般には、損害賠償というニュアンスで使われている方が多いようです。 しかし、法律の世界... 続きを読む