法律用語
法律用語に関する記事一覧(11ページ目)
ストック・オプション
ストック・オプション、と言われても、そういえば新聞でみたことがあるような...という程度の方も多いと思います。 といっても、投資家の方はご存知かもしれません。 どういう制度かといいますと、一定額で自社... 続きを読む
番頭・手代
番頭・手代、などというと、何だか随分古めかしい言葉だなあ、と思いますよね。 でも、この「番頭・手代」という言葉が、現代の商法の中にも出てくるのです。 すなわち、商法43条1項において、「番頭、手代... 続きを読む
分別の利益
「分別の利益? 聞いたことないなあ」なんて人も多いかも。 でも、借金の保証人になっている人、借金の保証人になってと頼まれている人にとっては、これでは済まされない話。 分別の利益というのは、数人が保証... 続きを読む
正当防衛と緊急避難
正当防衛という言葉を知らない方はいないでしょう。 では、緊急避難は? 正当防衛は、不正な侵害を受けたときに、これを避けるために反撃する行為です(刑法36条1項)。 突然、暴漢がナイフを持って襲い掛か... 続きを読む
分限裁判
今回は、分限裁判についてご説明しましょう。 分限裁判とは、裁判官の免職と懲戒を決定するために開かれる裁判です。 どのような場合に行われるかといいますと、心身の故障または本人の希望により免職を決定す... 続きを読む
弾劾裁判所とは
福岡高裁の古川判事が、検事から妻の捜査情報を知らされた事件は、記憶に新しいところです。読者の多くもご存知でしょう。 今年1月に妻が逮捕されるまで、弁解方法を教える書面などを作成したといわれています。... 続きを読む
虚偽表示
あなたがやっと手に入れたマンション。景色もとてもよく気に入っています。 ところが、リストラで借金が返せなくなり、マンションが差し押さえられそう! 「そうだ、とりあえず、彼女に譲ったことにしてお... 続きを読む
過失相殺
いつ交通事故に遭うかわからないのは、誰でも同じ。 もし、あなたが車にひかれてしまったら、治療費はもちろん、そのために仕事ができなかった損害等、いろいろ請求したいはず。 でも、横断歩道のないところを... 続きを読む
首相公選制とは
自民党の総裁選挙により、小泉氏が選出され、小泉総理が誕生しそうです。 議院内閣制の下では、与党をリードする自民党の総裁が、ほぼ自動的に首相となる仕組みとなっているからです。 しかし、国民の意思とは無... 続きを読む
権利能力
権利能力というと何かたいそうな感じがしますが、法律の世界で「能力」というのは、「資格」という程度の意味なのです。 権利能力というのは、私法上の権利義務の帰属主体となることができる資格です。 この権... 続きを読む
中止犯
あなたが誰かを包丁で「グサッ!」と刺したけど、キズが浅かったため、相手が死ななかったら、何罪? これは、法律に明るくない方でもわかりますよね。もちろん、殺人未遂罪。 では、「グサッ!」とやって重傷... 続きを読む
心裡留保
ふと、通りかかったティファニーのショーウィンドウで、彼女が突然叫びます。 「あーっ、これ、雑誌に載ってたやつ! ねえ、今度の誕生日でいいから、買ってーっ」 さりげなく値札をみると...。 (こんなの、... 続きを読む
「未必の故意」と「認識ある過失」
「痛い目にあわせてやる!」と相手に向かって自動車で突進し、重傷を負わせたら...。 いきなり、血生ぐさい話で恐縮ですが、こんな場合、傷害罪(刑法204条)に問われることは、法律に明るくない方でもわか... 続きを読む
検察審査会とは
元阪神のスカウトが飛び降り自殺したとされた事件、覚えておられますか。 この事件は、自殺として不起訴処分になったのですが、遺族の告発により、検察審査会が「捜査不十分で再捜査が必要。不起訴処分は不当」と... 続きを読む
短期賃貸借制度とは
短期賃貸借制度といっても、不動産業者の方や金融関係者でもなければあまりピンとこないかもしれませんね。 しかし、この制度をめぐっては、今、法改正に着手されるなどホットな動きがあるのです。 短期賃貸借制... 続きを読む
株主代表訴訟とは
株主代表訴訟が最近新聞などでも話題になっていますが、どういう訴訟かご存知ですか。 株主代表訴訟とは、簡単にいうと、株主が会社に代わって取締役等の経営責任を追及する訴訟です(商法267条)。 では、な... 続きを読む
参審制
参審制は、職業裁判官と、素人の一般人である参審員とが合議して裁判する制度です。 例えば、刑事裁判の場合、参審員が裁判官とひざをつきあわせて事実認定から量刑に至るまでを決定するわけです。 つまり、陪... 続きを読む
陪審制
陪審制とは、司法手続において、選ばれた一般人からなる陪審員が、事件の事実関係につき証拠に基づいて審理し、評決して裁判官に答申し、裁判官は、これに基づいて法律的判断を行い、また刑を量刑して判決を言い... 続きを読む
即時取得
あなたが会社の同僚から中古のパソコンを買ったとします。 ところが、実は、そのパソコンは同僚のものではなく、同僚が海外赴任中の兄さんから預かっていたパソコンだったことがわかりました。 「せっかく、割安... 続きを読む
執行猶予とは
懲役2年執行猶予3年。なんて、よく新聞などに載っていますよね。執行猶予(刑法25条)がつくと何かトク!というイメージがありますが、執行猶予ってどういう扱いを受けることなのかご存知ですか。 「執行が猶... 続きを読む
罰金と科料
罰金という言葉を知らない方はおられないでしょう。 日常でも、「約束破ったら、罰金だよ。」などとよく使われたりします。 意味を聞かれたら何と答えますか。 「約束や規則を破った時に取られるお金」といった... 続きを読む
物権と債権
民法には、物権と債権という概念があります。 物権というのは、人が直接物を支配することのできる権利です。所有権がその典型です。 例えば、あなたがコンビニでおにぎりを買ってきたとします。このおにぎりに対... 続きを読む
懲役と禁錮
懲役15年とか禁錮5年とか、よく聞きますよね。 懲役(刑法12条)も禁錮(刑法13条)も監獄に入ることには違いはなさそうですけど、一体、どういう点が違うんでしょうか。 いずれも、監獄に拘置されるとい... 続きを読む
特定物と不特定物
特定物とは、取引の目的物として当事者が物の個性に着目した物をいいます。 これに対して、不特定物とは、具体的な取引にあたって、当事者が単に種類、数量、品質等に着目し、その個性を問わずに取引した物をいい... 続きを読む
法律の世界でいう「善意」の人、「悪意」の人とは?
民法や手形法の条文を読んでいるとよく「悪意」とか「善意」などという言葉が出てきます。 「ナニワ金融道」に代表される法律に関連したドラマや漫画等で「わしらは善意の第三者なんやで」というセリフを耳にさ... 続きを読む