法律用語
法律用語に関する記事一覧(5ページ目)
建物・船舶解体時のアスベスト対策
現在、震災や津波で倒壊した建物や船舶からアスベストが飛散する危険性が指摘されています。 今後アスベストを含むものを解体するにあたり、解体業者や所有者はどのような責任を負うのでしょうか。 まず解体... 続きを読む
地震防災対策特別措置法
3月22日、適用期限が2011年3月31日に迫っていた地震防災対策特別措置法が、2016年3月31日までに延長されました。 この法律では、都道府県知事が「著しい地震被害が生じる恐れがある」と認めた... 続きを読む
事務管理
事務管理というと「会社の事務に関する話かな」と思われるでしょうが、そうではありません。 事務管理とは、法律上の義務がないのに、他人のために事務を処理することをいいます。 たとえば、お隣のAさん一... 続きを読む
被災マンション法
先日の東北地方太平洋沖地震による津波では、多くの建物が倒壊し、流されました。 中には、住んでいたマンションが被害に遭ったという方もおられることでしょう。 法律のうえでは、「マンションの部屋の所有... 続きを読む
公訴時効とは
皆さんがふだん「時効」という言葉を聞いて思い出すのは、「貸していたお金を催促せずにそのままにしておくと時効によって消滅してしまう」というときの「時効」でしょうか?それとも、サスペンスドラマなどに登場... 続きを読む
原子力損害賠償法
東北地方太平洋沖地震の発生から数週間が経ちましたが、福島原子力発電所の事故は未だ予断を許さない状況で、被害の拡大も懸念されています。 「原子力損害賠償法」とは、今回の原発事故のように、原子力発電や... 続きを読む
建ぺい率と容積率
不動産販売のチラシを見ていると、建ぺい率5/10、容積率20/10などと書いてありますね。 建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のこと(建築基準法53条)。 たとえば、建ぺい率が最大5/... 続きを読む
未成年後見人
未成年者の法的な事柄については、親が決めるのが一般的です。 しかし、親が死んでしまっているなど、未成年者に親権を行使する者がいないときや、親権者に財産の管理権がないときには、場合によりそれを補って... 続きを読む
失踪宣告
Aが家族を置いて出稼ぎに出たきり、ここ数年消息不明になっているとしましょう。 探し回っても見つからない場合、Aが既に他の人と生活をしている場合などに、家族はただAの帰りを待つことしかできないのでし... 続きを読む
激甚災害
地震など大規模災害の被害を予防するとき、あるいは受けてしまった時、その対処には多くの措置やお金が必要となります。 著しく甚大な被害を伴う「激甚災害」では、この需要はさらに高まりますが、わが国ではど... 続きを読む
特定非常災害
先の東北地方太平洋沖地震により、被災者の多くは今も普通の生活に戻れず、不安な毎日を送っています。 この現状を踏まえ、行政手続を延長するなどして非常災害の被災者の権利利益を保全する「特定非常災害」制... 続きを読む
即時強制
災害時には、家が倒壊寸前なのにまだ中に人がいるという事態もしばしば見受けられます。 余裕があるときならばまず「危ないので退去しなさい」と呼びかけ、本人がそれに従わないなら、実力行使し避難させる、と... 続きを読む
罹災都市法
地震などの大災害で、借家がなくなってしまった。 こんなとき、建物が滅失した以上それを借りる権利(建物賃借権)も一緒になくなってしまうと考えるのが素直ですが、被災したうえに住居まで失うのは大変な負担... 続きを読む
観念的競合
突然ですが質問です。 職務中の警察官を殴って怪我を負わせた場合、どんな罪が成立するでしょうか? 怪我をさせたのだから傷害罪(刑法204条)になるのはわかりますね。 あと、相手が警察官で仕事中だ... 続きを読む
証拠開示
わが国の有罪率は99%を超えると言われて久しいですが、このひとつの要因として、刑事事件に関する証拠を圧倒的に握っているのが検察側であることが挙げられます。 これは、警察や検察が、国をバックにした資... 続きを読む
裁判官
開廷前の映像では、黒い法服を纏った裁判官が正面に座っているのが見えますね。 普段の生活ではあまり話すことのない裁判官、一体どんな人たちなのでしょうか? 裁判官には、最高裁判所長官、最高裁判所判事... 続きを読む
登録ホテル・旅館
皆さんは、宿泊先で「政府登録ホテル」などの文字を目にしたことはありませんか? この登録ホテル、あるいは登録旅館というのは、国際観光ホテル整備法に基づき、設備・サービスレベルの基準を満たし、登録を受... 続きを読む
二重価格表示(2)
二重価格表示とは、販売価格(以下B)と併せて、比較対照価格(販売価格よりも高い元の値段。以下A)を表示したもの。 前回は、消費者が判断を誤るおそれがあるため、Aに (1)違う商品の価格 や (2)... 続きを読む
二重価格表示(1)
年々拡大してきているクーポン系のサービス、あなたは利用していますか? 「通常価格30,000円のところを特別価格9,980円!」 クーポンに限らず、店頭、チラシ、通販など、この手の表示は街にあふ... 続きを読む
確定日付
法律問題に限らず、トラブルが発生したときに「言った」「言わない」が問題となることがよくあります。そのようなときに頼りになるのが「確定日付」の制度です。 確定日付とは、当事者が後に変更することが不可能... 続きを読む
他人の物の一時使用 ~使用窃盗
ちょっと借りるだけだから...と、他人の自転車を無断で拝借。 このように、使用したあと返すつもりで他人の占有している物を侵害する行為を「一時使用」といいますが、これには罰されるものと罰されないもの... 続きを読む
上告理由
最高裁の判例では、事件の掲げる上告の理由を「上告理由にあたらない」とし、棄却してしまうケースが沢山あります。 「三審制が採られているにもかかわらず、上告を認めないとはどういうこと?」と思われるかも... 続きを読む
民事上の鑑定
この遺言は本当に本人が書いたものなのか? 筆跡鑑定をしてみよう。 この子は本当にこの人物の子か? DNA鑑定で確かめよう。 こんな風に、民事事件において、鑑定結果は重要な判断材料になります。 ... 続きを読む
無権代理と表見代理
代理人だと信じて契約をしたその人が、実は代理人でも何でもなかったら? 考えただけでも不安になるシチュエーションですが、その場で代理権の有無を確かめるのもなかなか厳しいですよね。 代理人として行為... 続きを読む
当事者適格
紛争を解決するためには、誰を当事者(原告・被告)にするかはとても重要な問題です。 対象となる紛争に全く関係のない人を連れてきて裁判をしても、解決にはつながりませんものね。 訴訟での紛争解決に際し... 続きを読む
犬の臭気選別
警察犬の訓練で、指導手が犬にあるものの臭いを嗅がせ、それと同じ臭いの布をいくつかの布の中から取って来させているのを見たことがありませんか? これは臭気選別と言って、犯行現場の遺留品と犯人の結びつき... 続きを読む
政治倫理審査会
現在、大物政治家の政治資金の流れをめぐり、政治家本人に政治倫理審査会への出席が求められています。 皆さんも何度となく「政治倫理審査会」「政倫審」ということばを耳にされたことと思いますが、これがどん... 続きを読む
条約
2012年に期限切れを迎える京都議定書。 各国で対立が生じていたこの延長問題は、来年の国連気候変動枠組み条約締約国会議に持ち越されることになりました。 この議定書や、条約、協定、協約、宣言、憲章... 続きを読む
一票の格差~議員定数不均衡~
先日、「一票の格差」是正のため、参議院の選挙制度について改革案が出されました。 「一票の格差」とは、選挙区の人口数と、選挙される議員数との比率を見たとき、選挙区ごとに格差が生じている状態を指したこ... 続きを読む
都道府県と市町村
近頃、大阪府知事と大阪市長の対立に伴い、同時に取り上げられることの多い府と市。 都道府県と市町村は、どのような関係にあるのでしょうか。 都道府県は、市町村を包括する広域の地方公共団体ですから、地... 続きを読む