何もしないことが殺人罪になる!? - 不作為の罪
何もしないことが殺人罪になる!? - 不作為の罪に関する記事一覧
何もしないことが殺人罪になる!? - 不作為の罪 第六回
第6回 判決 検察官の主張 被告人・新興宗教団体「水光の会」代表・自称教祖は、2007年7月○日、被害者の長男伸治被告(42歳)=保護責任者遺棄致死罪で分離公判中=と共謀して、金銭欲と自己保身から... 続きを読む
何もしないことが殺人罪になる!? - 不作為の罪 第五回
第5回 治療 喜八は救急車で市民病院に運ばれた。 長年喜八を診てきた担当医は、喜八が酒を飲んでいたことを知って憤慨した。 「どうして飲ませたんですか」 伸治は一言もなかった。 「最近、薬を取り... 続きを読む
何もしないことが殺人罪になる!? - 不作為の罪 第四回
第4回 契約と入信 喜八の経営する山崎工務店と、新興宗教「水光の会」は、会の・・市支部所属の宗教施設の建設工事請負契約を結んだ。 支部長である小男の言葉に反して、工事はかなり大規模なものになりそ... 続きを読む
何もしないことが殺人罪になる!? - 不作為の罪 第三回
第3回 訪問者 喜八が新興宗教に入信したのは、その頃のことである。きっかけは、ある宗教団体が、布教のための施設を建設したいと店を訪れたことだった。 「山崎喜八さんは、こちらでしょうか。」 喜八は... 続きを読む
何もしないことが殺人罪になる!? - 不作為の罪 第二回
第2回 山崎工務店 被害者は、山崎 喜八(当時73歳)、職業 工務店経営。半年前、新興宗教「水光の会」に入信した者である。 喜八は、昭和4年、・・県・・市に生まれた。生家は小作農で、戦後は土地を... 続きを読む
何もしないことが殺人罪になる!? - 不作為の罪 第一回
不作為犯とは ― 検事とA容疑者の会話 A:性別 男、年齢 42歳、職業 会社員。 Aは、2008年9月30日深夜1時40分ころ、自家用車で国道○号線を走行中、○市○町2丁目の信号機つきの横断歩道に... 続きを読む
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