村上 高幸 先生
村上 高幸 先生に関する記事一覧
ある司法書士の一日(3)
「使い走り」のことを、省略して「ぱしり」というそうである。「ぱしり」と呼ばれる者は、人から鼻であしらわれているようである。 ところで、ある日の午前10時ころ、大阪府下の○○銀行から突然電話がかかっ... 続きを読む
ある司法書士の一日(2)
ある司法書士には、仕事に追われながらも、時には、小旅行気分にさせてくれる「遠方への出張」があった。 今年は、打合せのため4回、上京したが、そのうち2回(9月と11月)は、空路である。9月の東京出張... 続きを読む
ある司法書士の一日(1)
清々しい月曜日の朝を迎え、今日も1時間かけて午前9時過ぎに事務所に出る。お茶を飲みながら、日本経済新聞に目を通す。近鉄がダイエーに負けた記事が目に入り、不機嫌になる。小学生のころから近鉄ファンであ... 続きを読む
「何でだろう」
今年2月1日から、特例により、最低資本金(株式会社の場合1,000万円以上、有限会社の場合300万円以上)に満たない株式会社・有限会社の設立ができるようになりました。 この特例は、資金力に乏しいが... 続きを読む
株式会社の役員の任期管理について
株式会社の取締役や監査役には、商法で任期が定められています。取締役は2年であり、監査役は就任後4年以内の最終の決算期に関する定時株主総会終結時までです。なお取締役の任期は、通常定款で「就任後2年以内... 続きを読む
偽造された辞任届
筆者の事務所は、不動産登記手続より株式会社等の会社にかかる登記手続を引きうけることが多いのですが、日常業務では、ひやっとすることもあります。 普段、案件を紹介していただいている某税理士事務所からの... 続きを読む
司法書士のなきどころ
大手銀行(みずほ銀行、三井住友銀行、東京三菱銀行、UFJ銀行)の住宅ローンの残高は、2002年末現在で、29兆6600億円であり、前年比で2兆3000億円も増加しているそうです。(平成15年2月11... 続きを読む
住宅ローンの利用は慎重に
長引く不況により我が日本は、企業の倒産や人員整理が増えています。住宅ローン等の債務を抱えた人々は、毎月やってくる支払期日に間に合うようにその資金を確保しようと努力します。何とか今月は支払いができたと... 続きを読む
まずは自分で挑戦してみる
現在狭隘なニッポンには、大阪・東京など大都市のみならず、山間にも宅地開発が進み、住宅がひしめいています。法務局ではこれら住宅(土地・建物)の登記事項証明書(または登記簿謄本)を発行しています。その書... 続きを読む
登記の話
司法書士は、日常業務(不動産・会社等法人組合の登記申請)のため法務局(登記所)へ出向くことが多いのですが、この法務局は、日本全国に散在する法務省の出先機関であり、不動産では、土地・建物の登記簿・図面... 続きを読む
消費者金融の恐ろしさ
私は、電車で、新大阪駅近くの事務所まで通勤しています。通勤途上日常業務の影響で無意識の内に、消費者金融の広告が目に止まってしまいます。私鉄にしてもJRにしてもこれらの広告が常時掲載されているようです... 続きを読む
司法書士の報酬
最近、司法書士報酬等の費用につき見積書まで要求されることが多くなりました。転居する際に、複数の引越し業者に見積書を求めまた業者にかかる情報を入手し、サービス内容とそれに対する費用が妥当か、顧客が比較... 続きを読む
イメージの怖さ
最近非常にショックな出来事がありました。大手消費者金融のテレビCMの中で流れる歌のフレーズを我が子が口ずさんでいたのです。 うちの子に限って、と信じていたのでこれを聞いたときは愕然としました。無邪... 続きを読む
先送り
新聞紙上でよく目にする言葉に「先送り」があります。その時点で解決策を検討し、実行することが最も効果的であるにもかかわらず、この「先送り」がこの国では昔から行われてきました。「先送り」の結果、対岸の火... 続きを読む
遺言のすすめ
筆者が所属する司法書士会主催の登記無料相談会等に相談員として参加することがありますが、相談の中で「現在住む家は亡くなった夫名義のままになっているが、このまま放置しておいても問題はないか。」ということ... 続きを読む
司法書士の仕事
土地や住宅を購入した時、いわゆる権利証書を手にされたはずです。そしてその表紙には、おおかた司法書士事務所名が印刷されていることでしょう。司法書士は、通常売主・買主から委任を受け、売買により所有権が売... 続きを読む
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