職場・労働
職場・労働に関する記事一覧
従業員を管理職にすれば残業代を払わなくてもよい?
「課長になったら給料が減ってしまった...」という話しを聞いたことがあるかもしれません。管理職になった途端残業手当がつかなくなった、というのが理由として多く挙げられています。 従業員を管理職にすれ... 続きを読む
電通過労死事件 遺族に残された法的対応策は?
大手広告代理店の電通で入社間もない女性社員が業務量の負担を苦に、自殺を図るという事件がありました。自殺を図る直前の残業時間はなんと100時間を超えるものとされています。 これを受けて、電通には労働... 続きを読む
勾留中の社員への有給付与は許されるの?
社員が逮捕勾留されたのですが、無実を信じている会社は、社員にとって有利だろうと判断して、社員からの申請がないにもかかわらず、年休扱いとしました。 これは許されるでしょうか? 許されない 許される ... 続きを読む
チェックオフ協定と賃金支払原則との関係は?
労働組合の組合費を労使協定に基づいて賃金から控除して、これを組合に渡すことをチェックオフといいます。 これは有効だとされていますが、賃金支払原則の中のどの原則との関係が問題となるのでしょうか? 全... 続きを読む
会社法における「非公開会社」って何?
会社法において規定される、いわゆる「非公開会社」とは次のいずれでしょうか? 株式が上場されていない会社を指す 株式のすべてに譲渡制限が付されている会社を指す ... 続きを読む
残業規制の強化。果たして実効性はあるのか?
一部の報道において、政府が残業時間の規制を強化する見込みであるとされています。 具体的には、「36(サブロク)協定」の運用を見直し、1か月の残業時間に上限を設定すること。そして、現在は規定されてい... 続きを読む
最低賃金
今年の10月1日以降、順次1か月以内に、新しい最低賃金が適用されることになりました。今回の最低賃金の変更では、全都道府県の時給が初めて700円を超え、平均額としては、25円アップの823円となってい... 続きを読む
報酬と給与の違いは?
民法には報酬との用語が使用されており、税法上は報酬・給与という用語が使用されています。 では、都道府県知事に支払われるもの、地方議会議員に支払われるものは何でしょうか? いずれも給与である 知事は... 続きを読む
Amazonに独占禁止法違反の疑い
電子書籍を月980円(税込み)で読み放題とする新サービスを提供し話題を呼んでいる通販大手のアマゾンですが、独占禁止法の疑いのある契約を取引先と結んでいたとして、公正取引委員会が8月8日、アマゾンの日... 続きを読む
入社直後に会社が倒産した場合、損害賠償を請求できる?
5月頭に採用の連絡を受け、6月中頃から中途採用で入社した会社ですが、7月1日に倒産の告知を受けました。 私が入社する以前に社長や役員は倒産させる認識があったと推測されるのですが、このような入社直後... 続きを読む
法テラスに報酬不正請求した弁護士が懲戒処分
東京弁護士会は依頼人から着手金を不当に受け取ったとして、テレビ番組で活躍する女性弁護士を、業務停止1カ月の懲戒処分にしました。 弁護士会によると、女性弁護士は平成22年10月、養育費請求の依頼を着... 続きを読む
譲渡制限株式の譲渡を会社に認めさせるには?
親から譲渡制限株式を譲ってもらい、会社に譲渡承認を申請したにもかかわらず、4ヶ月たっても何の回答もありません。 そこで2週間たったら譲渡承認したものとみなす、という会社法の規定を主張しました。それ... 続きを読む
パワハラで訴えられそうですが、どのように対処すればよいでしょうか?
はじめまして。私の主人の事で相談です。主人は、役職は無く、しかし社内では現場を任せられている中途半端な立場で仕事をしています。 仕事上で同期の方に強い口調で注意をしたところ、ボイスレコーダーに録音... 続きを読む
退職願を出したら、退職日を一方的に決められた!
退職をしようと思い11月10日に話をしたところ、「退職日に関しては、相談したいので空白で退職願を書いて明日に提出するように」と言われ、疑問に思いつつも翌日11日に空白で提出しました。 翌12日に「... 続きを読む
司法書士の業務範囲
地裁判決は司法書士の業務範囲内、高裁判決はその範囲外として、最高裁の判断が注目されていた判決が、6月27日にあった。 この問題は、本来的に弁護士の業務であった法律事務について、司法書士法3条1項6... 続きを読む
会社で期日前投票等を強要される
組合が模擬投票用紙を配り、応援する人の名前を書かせようとしたり、期日前投票に行かなかった人に、電話で投票に行くように連絡をするようなのです。 いつ、誰に投票するのかは自由であると思うのですが、これ... 続きを読む
役員を辞任したのに登記してもらえない!
ある会社に取締役として就任していましたが、訳有って先日辞任届を提出して辞任いたしました。その際に辞任届を内容証明(配達記録付)にて送付しました。 辞任届には「本書面到達日をもって辞任日といたします... 続きを読む
在宅勤務とみなし労働時間?
労働者によるパソコンを利用しての自由な場所・自由な時間での勤務を「テレワーク」といいますが、在宅勤務もその一つです。 さて、労働者が事業場外(在宅も含む)で業務に従事する場合、一定の時間労働をした... 続きを読む
講師料の未払いがあります。どのように対処すればよいでしょうか?
カルチャースクールの講師をしています。受講生は3ヶ月分の月謝を一括してスクールに支払っているようです。講師である私には、スクール側から月払いで講師料が支払われます。 あるとき、受講料の未払いがある... 続きを読む
付加金の支払いは?
労働者が50万円の未払残業代を求めて、また併せて、労働基準法114条に定める同額の付加金(一種の罰金のようなもの)の支払いを求めて提訴し、第一審で労働者に対し未払残業代50万円、付加金50万円の支払... 続きを読む
定年後再雇用と賃金
5月13日に、東京地方裁判所は、運送会社を定年退職した後、同会社に再雇用された男性社員が、正社員との賃金格差は違法であるとして、正社員との賃金差額の支払いを求めた事件で、仕事の内容は正社員と同じであ... 続きを読む
欠勤の理由で嘘をついてしまった!
欠勤の事情を説明したくなかったので、主人が倒れたと嘘をついて休みました。その後、退職することになったのですが、給料をもらいに行く際に会社から入院証明書を持ってきてと言われました。 実際には入院して... 続きを読む
定年後再雇用の賃金格差は違法
定年退職後に運送会社に再雇用された嘱託職員の男性社員3人が、正社員との賃金格差の是正を求めた訴訟で、裁判所は2016年5月13日に、「業務内容が同じなのに賃金が異なるのは不合理」であるとして、請求通... 続きを読む
コンプライアンス
企業のコンプライアンス(法令遵守)やコーポレートガバナンス(企業統治)が声高に言われるようになって久しいが、企業の法令遵守に関係した事件などを今回は紹介する。 ある小売企業で社員による横領事件が発... 続きを読む
現場まで向かう時間は労働時間?
建設業を営んでいます。朝、会社に集合し、トラックに資材を積み込み、従業員をトラックに乗せて現場に向かいます。現場で8時間働いた後、従業員をトラックに乗せて会社まで戻ってきます。現場が遠い場合は、片道... 続きを読む
労働時間・労働日数の制限について
現在ある小売業店舗でアルバイトをしています。今まで深夜に週3回勤務(22時~6時、実働7時間)をしていたのですが、生活スタイルの変更に伴い、準夜勤(19時~22時、実働3時間)を足すことにしました。... 続きを読む
独立した相方が顧客情報を盗用!責任を取らせるには?
個人事業主をしています。仕事は個人の戸建ての雨樋補修や屋根補修等の便利屋です。 一昨年から一緒に仕事をしていた実質的に共同経営者の相方についてのトラブルです。 彼は昨年夏に来春から独立したい旨の... 続きを読む
会社による懲戒処分
スポーツ選手の不祥事が続いている。日本バトミントン協会は、闇カジノ店に出入りしていた元オリンピック代表選手Aについて無期限の協会登録抹消処分、リオオリンピックでのメダル候補選手Bについて無期限の試合... 続きを読む
アルバイトでも有給休暇はもらえるのでしょうか?
色々なサイトを見たのですが、自分が有給休暇を貰えるのか、貰えるなら何日かと言うのがよくわからないので、教えてください。 アルバイトで週5~6日勤務、勤務時間6.5~7時間、勤務期間は1年になります... 続きを読む
解雇予告手当は必要か?
甲さんと乙さんは、共に会社から採用内定をもらいましたが、甲さんは、内定を取り消され、乙さんは、試用期間として20日間使用された後本採用を拒否されました。 いずれも解雇予告制度の例外には該当しないと... 続きを読む