会社の設立・運営・倒産
会社の設立・運営・倒産に関する記事一覧(2ページ目)
報告事項2
■記載例 1.A取締役の競業取引の報告について A取締役から、平成×年×月×日開催の取締役会で承認された競業取引について次のとおり報告があった。(1)両社の販売数量と金額(2)両社の競業製品の損益状... 続きを読む
報告事項1
■報告事項についての取締役会議事録への記載 会社法には、取締役や監査役に取締役会に対して報告を義務付けている事項があります(会社法365条2項、382条、406条)。この報告事項について、会社法施行... 続きを読む
意見又は発言内容の概要2
■取締役会での取締役や監査役が意見を述べた場合についての記載例 前回は、「取締役会における取締役等の意見について法定されている事項」に関して説明をしました。今回は、法定の事項にかぎらず、取締役等が意... 続きを読む
意見又は発言内容の概要1
前回までは取締役会における決議事項の説明をしました。今回は、取締役会において述べられた意見又は発言について取り上げたいと思います。 ■取締役会での意見又は発言 会社法施行規則においては、次の各事項... 続きを読む
決議事項 ~支店その他の重要な組織の設置、変更及び廃止についての決議、その他決議事項~
■支店その他の重要な組織の設置、変更及び廃止 取締役に委任できない事項として「支店その他の重要な組織の設置、変更及び廃止」(会社法362条4項4号)が定められていることから、この事項については取締役... 続きを読む
決議事項 ~内部統制システムの決議2~
前回は、会社法上の内部統制システムについての説明をしてきました。今回は、金融商品取引法上も内部統制の規定があるため、その説明と、会社法上の内部統制システムと金融商品取引法上の内部統制の違いの説明をし... 続きを読む
雪国まいたけに異変?
冬のごちそうの定番と言えば鍋、その鍋には欠かせないキノコですが、そのキノコ生産大手の雪国まいたけが今、大変なことになっています。米投資ファンド会社が東証2部上場雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)にTOB... 続きを読む
決議事項 ~内部統制システムの決議1~
■取締役会の権限 取締役会の権限であり、かつ取締役に委任することができない決議事項として、「取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するため... 続きを読む
決議事項 ~支配人その他の重要な使用人の選任及び解任~
前回までは「重要な財産の処分及び譲受け」、「多額の借財」について、取締役会決議による必要があるという説明をしました。今回は、「支配人その他の重要な使用人の選任及び解任」についての説明をしたいと思いま... 続きを読む
決議事項 ~多額の借財~
■取締役会決議 「重要な財産の処分及び譲受け」の項目でも述べましたが、「多額の借財」は取締役会の権限とされており、取締役に委任することはできないとされています(会社法362条4項2号)。したがって、... 続きを読む
決議事項 ~重要な財産の処分及び譲受け3~
前回は、「重要な財産の処分及び譲受け」のうち、「重要」と「財産」についての意味の説明をしました。今回は残りの「処分」「譲受け」の意味の説明をしたいと思います。 ■重要な財産の処分の「処分」とは? ... 続きを読む
決議事項 ~重要な財産の処分及び譲受け2~
前回は、土地の売却の場合を例として、取締役会決議をした場合の記載方法を説明しました。しかし、そもそも「重要な財産の処分及び譲受け」とはなにかを判断するのが困る場合が多いです。そこで、「重要な財産の処... 続きを読む
決議事項 ~重要な財産の処分及び譲受け1~
営利目的で設立されている株式会社にとっては、重要な財産の処分及び譲受けについては、非常に重要な事項です。このような場合には、取締役会決議が必要とされています。今回からは、「重要な財産の処分及び譲受け... 続きを読む
決議事項 ~譲渡制限株式の譲渡の承認~
■譲渡制限株式とは? 会社は、発行する全部の株式の内容として、譲渡制限株式・取得請求権付株式及び取得条項付株式を定めること(会社法107条)、または、権利の内容の異なる2種類以上の株式を発行すること... 続きを読む
決議事項 ~新株の発行2~
前回は、新株の発行についての説明と手続の概略を説明しました。今回は、記載例を用いつつ、募集事項の決定について具体的な説明をしていきたいと思います。 ■第三者割当ての場合の募集事項の決定 1.新株式の... 続きを読む
決議事項 ~新株の発行1~
■新株の発行とは? 新株発行とは、発行済総株式総数を増加させる場合の株式発行を指すと言われています。新株は、会社法上、株式無償割当て(会社法185条、186条、187条)に際して発行される場合もあり... 続きを読む
決議事項 ~利益相反取引の承認4~
前回まで、利益相反取引の手続や、直接取引・間接取引の類型についての説明をしてきました。そして、今回は、条文上は利益相反取引にあたりそうな場合であっても、承認を要しないとされている場合と承認を受けなか... 続きを読む
決議事項 ~利益相反取引の承認3~
前回は、利益相反取引の直接取引の場合の規制と承認を受けた際の取締役会議事録への記載について、例を踏まえながら説明をしました。今回は、間接取引の場合についての説明をしたいと思います。 ■間接取引 間... 続きを読む
決議事項 ~利益相反取引の承認2~
前回は、利益相反取引の承認についての手続について概略を説明をしました。今回は、直接取引についての説明を、例を踏まえながらしていきたいと思います。 ■直接取引 直接取引とは、取締役が自己又は第三者の... 続きを読む
決議事項 ~利益相反取引の承認1~
■利益相反取引とは? 利益相反取引とは、取締役が自己又は第三者あるいはその代理人・代表者のために会社とする取引のことをいいます。 取締役が会社に不動産を譲り渡す場合のように、会社が取締役と取引をす... 続きを読む
肩書きを詐称した名刺作成の罪は?
Aは親会社の執行役員です。このAは、子会社の取締役常務執行役員を兼務しています。ところが、使用する名刺においては、親会社の「取締役常務執行役員」という肩書でクライアント対応していることが発覚しました... 続きを読む
決議事項 ~競業取引の承認2~
前回は、競業取引の承認をする際の取締役会での手続を中心に具体例を踏まえながら説明をしました。今回は、もう少し詳しい説明をしたいと思います。 ■「自己又は第三者のために」の「ために」とは? 会社法3... 続きを読む
決議事項 ~競業取引の承認1~
■競業取引を規制する趣旨 取締役が自己又は第三者のために会社の事業の部類に属する取引をしようとするときには、重要な事実を開示した上で、取締役会の承認を受けなければなりません(会社法356条1項1号、... 続きを読む
執行役員は法律上も役員?
最近よく聞く、会社の役職に「執行役員」があります。さて、Aさんはこのたび、社長から命じられて、昇進しました。その役職は「執行役員 営業本部長」です。 Aさんは法律上も役員でしょうか?それとも、ただ... 続きを読む
決議事項 ~中間配当の実施~
■剰余金の配当とは? 配当とは、利益その他剰余金を株主に分配することをいいます。 剰余金の配当をしようとする場合は、定款又は株主総会の普通決議によって、配当財産の種類と帳簿価額の総額、株主に対する... 続きを読む
決議事項 ~取締役の報酬の決定~
■取締役の報酬についての決定方法 取締役の報酬については、定款で定めていない限り、株主総会決議によって決めなければなりません(会社法361条1項)。株主総会決議によって決めるとされている趣旨は、取締... 続きを読む
決議事項 ~代表取締役の選定と業務執行取締役の選定~
前回は、代表取締役の選定についての説明をしました。今回は、代表取締役の選定の際に使われる用語の説明と業務執行取締役の選定についての説明をしたいと思います。 ■「選定」「承諾」という言葉について 1.... 続きを読む
決議事項 ~代表取締役の選定~
■代表取締役とは? 代表取締役とは、株式会社を代表する取締役をいいます(会社法47条1項)。員数は1人でもよく、代表取締役の氏名・住所は登記されます(会社法911条3項14号)。代表取締役は、会社の... 続きを読む
決議事項 ~定時株主総会の招集2~
前回は定時株主総会の招集についての記載例を中心に説明をし、イメージを掴んでもらいました。今回は、少し詳細に定時株主総会の招集についての説明をしたいと思います。 ■取締役会での決定事項 株主総会の招... 続きを読む
専務と常務。会社法では権限に違いはある?
専務取締役と常務取締役。 一般的には、専務取締役の方が「偉い」わけですが、会社法上では役職による権限の違いなどはあるでしょうか? 違いはない 違いはある ... 続きを読む