シングルの保険
前回説明させていただいたように、家族の柱となる方には死亡保障が必要となりますが、現在独身の方には死亡保障は必要ありません。
将来養うべき家族ができたとき、必要保障額だけ入れば十分なのです。
ただし、独身でも葬式代、死亡整理費用等のため掛捨ての定期保険にはいるという考え方もあります。
医療保障
病気やけがで入院したり治療を受けたときにいったいどれぐらいのお金がかかるのでしょうか?2003年4月からついに会社員などが入っている健康保険も自己負担が3割になります。また、公的な健康保険ではカバ?できない支出もあります。差額ベッド代や家族の交通費等が上げられます。医療保険でこのような支出をカバ?できると安心です。
しくみと内容
- 特約の場合
- 主契約の保険に特約として疾病入院特約、災害入院特約、通院特約、特定疾病特約等をセット、5日以上継続して入院したとき5日目から給付金が受け取れます(5日型)。支払限度日数は1入院120日限度、通算して700日、730日限度の会社が多い。保険期間は主契約の保険期間が一定の場合は主契約と同じ期間、また、定期保険付終身保険や個人年金保険の終身年金などの場合は原則80歳までの場合が多いです。
- 医療保険
- 医療保険単体で契約ができるのが大きな特徴。入院給付金も1泊2日型、5日型、8日型があり、支払限度日数も1入院60?1095日限度、通算700?1095日限度と多種類にわたります。保険期間の設定は、年満了型は10、15年、歳満了型は60、70、80歳満期、終身型は一生涯等があります。
- 1日の給付金
- 会社員は有給休暇や、それが切れた後も給与の6割の傷病手当金がもらえる等福利厚生が充実しています。 逆に自営業では、そのような制度はありませんし、店主が入院したため収入がなくなるケ?スも考えられます。会社員なら1日5000円、自営業なら1日10000円位が目安となります。
現在いろいろな医療保険が売り出されています。入院1泊2日で給付金がもらえるタイプもあリますが、給付金をもらうために病院で診断書を書いてもらい予想外の出費がかかった場合もあります。医療保険に入る代わりに貯蓄をして、病気になった場合その貯蓄で入院費用を賄うという考え方もあります。自分にあった医療保険はなにかよく考えてから加入しましょう。