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過剰融資や安易な機械による貸付、違法な取立等を行わないように法令を遵守させつつ、グレーゾーン金利は維持すべきである。 | 69票 (4%) |
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グレーゾーン金利自体を廃止すべきである | 1515票 (96%) |
グレーゾーン金利自体を廃止すべきである
3年前の6月14日、
大阪府八尾市で貸金業者からの過酷かつ苛烈な取立てにより、
老夫婦3人がJR関西線に飛び込み即死した。
貸金業者は、「殺す」を連呼、その取立ては自宅・職場のみならず、
近所の人にまで及んだ。「お前が払え」と。
近所の主婦は老婦に頼まれて数万円貸していた。事故前日午後老婦が金を返し
に来て、貸金業者の電話について詫びた。主婦は「こんなことになるのなら
急いで返済してもらわなくてもよかった」と話す。
この日老婦は家賃・駐車場代含めた2万2千円入りの封筒を管理室のポスト
に投げ入れている。便箋には「管理人さん、お世話になりました」とあった。
「これから死のうとしているのに、あまりに律儀や」と管理人の男性は
声を詰まらせる。八尾署に3度も相談しているが事態の解決はなかった。
(asahi.com一部引用)
貸金業者が正に「殺す」と述べたとおりに3人は死んだ。
まずは、老夫婦らに改めて追悼の意を表する。
また、近所の方々のあるいは管理人の方の温情に敬意と感謝を表したい。
特に、金銭・精神両面で老夫婦を扶助した主婦の方の倫理性に深い敬意と
友愛の念を表したい。
3年経過した今日、わたしは一市民として利息制限法の徹底と、倫理の
確立をなお望んでいく事を良心に誓う。
海王(大阪・30代後半・男性・パート/アルバイト)
6月15日 4時13分
グレーゾーン金利自体を廃止すべきである
法令を遵守すべきであるというのは、鼬ごっこであり弱者をもっと弱者にさせることになり勝者だけがすべて、人間として立派な人物とはいいがたい。モラルの問題であり世の中すべてが金だけではすまない問題ばかりである困っている人はいるのは金銭だけの人ばかりとは言えない、変な資本主義社会の教育の仕方が問題であると思います
正太郎(岡山・30代後半・男性・金融/不動産)
6月14日 20時0分
グレーゾーン金利自体を廃止すべきである
高い金利で得をするのは、消費者金融だけ。
借りてる人にしたらちゃんと返したいのに、金利ばかり払って元金が
減らず何をしてるかわからないと思う。
グレーゾーンをなくすことによって元金も減り、破産や債務整理を
することもなくなるのではないか?
みんな借り手は、誰もグレーゾーン金利を任意で払ってるわけではないと思
う。
わけもわからずただ請求されたということで払っている人がほとんどだと思
う。
任意調停などをして、金利の引きなおし計算をし払わなくてもよくなる
グレーゾーンなら最初からないほうがいい。
グレーゾーンをなくしたとしても、それでも銀行に比べたら高い金利なのだか
ら。
ゆきち(富山・20代後半・女性・パート/アルバイト)
6月14日 18時52分
グレーゾーン金利自体を廃止すべきである
グレーゾーンは撤廃すべきだが、安易に下方に修正するべきではないと思う。
安易に消費者金融などで金を借りる側にも問題があるのだから、そのあたりをしっかり考えるべきだと思う。
下方に固定してしまうと消費者金融も利益が上がりづらくなり、確実に返せるような人間にのみ金を貸すようになると思う。
そして、借りられなかった者は闇金に走って結局今より苦しくなると思う。
まあ、いずれにしても自分の収入も考えずに金を借りておいて、苦しくなったら自己破産すればいい程度にしか考えていないような者のための改正はすべきではないと思う。
draco(山口・20代後半・男性・小売業)
6月14日 18時32分
グレーゾーン金利自体を廃止すべきである
金利は、例えば銀行利息を13~15パ-セントとすれば、利息制限法は最大上限を18パ-セント以下とするべきである。
銀行金利が1パ-セントとすれば5パ-セントとすべき、つまり、銀行金利に連動させて、異常な金利を許可すべきでない。
テレビのCMで社会的認知をするのはおかしい。テレビ局も利益優先でなく、企業倫理を機能させるべきではないか?
高駿(山口・50代・男性・建設業)
6月14日 14時29分
海王さま、補足説明ありがとうございます。
ところで「グレーゾーン廃止」賛成の方の中に、上限金利を異常に高く設定すべき、というコメントが散見されるのですが、そんなことしたら「借金→自己破産」が加速されるだけではないでしょうか?
金利が高くて得をするのは貸金業者、ということは金利を高くしたい人達は貸金業者の関係者ではないかと邪推してしまいます。
私自身は「上限は現在の利息制限法の範囲で充分」だと思うのですが。
ちなみに、「次々商法」で分割手数料が下手すると30%を超えるということに疑問を持った人が「それって利息制限法に触れるんじゃないんですか?」と訊いたら「これはあくまでも『手数料』であって『利息』ではありません」と言われたそうです。それにしても高すぎる手数料ですね。やはり海王さんが仰っているように、手を組んでやってるんでしょうね。
その人、ある「次々商法」で買わされて困り果てて解約を申し出たら、最初は断られたものの、出来上がりが当初の予定より大幅に酷かったために、「こんなものしかできないなら受け取れない。金も払えない」とゴネまくったそうです。で、その後2回に亘って作り直しをさせ挙げ句、それでも酷かったので「何度も繰り返しても意味がない」と断固とした態度で解約を申し出たら、やっとで解約してもらえたそうです。
不良品でも解約はかなり困難なようです。やはりこれも取り締まりの対象にすべきではないかと思います。
み(東京・40代・女性・その他)
6月14日 12時56分
グレーゾーン金利自体を廃止すべきである
上限金利は、出資法で定める29.2%にすべきである。
グレーゾーン金利を廃止するとヤミ金業者がはびこるという意見がありますが、結果はあまりかわらないように思います。
これは、お金が欲しい人(借手)は金利自体はあまり問題ではなく、貸してくれるかが問題となる。したがって、金利が法定を大きく上回っていようが、目の前に現金が用意されればほぼ間違いなく契約するからである。
また、多重債務に陥る人のほとんどは、計画性がない、約束を守らない、責任逃れをする・・・などの共通点があるのではないだろうか。(金利自体はそれほど大きな問題ではないと考える)
だからと言って借手がすべて悪いというわけではなく、責任の多くは貸手(特にヤミ金業者)にあるのではないだろうか。
今後は、貸手の責任、場合によっては(特にヤミ金の)出資者にまで重い責任を負わせるなどの法律改正を考えてみてはいかがでしょうか。
アプ富士(東京・40代・男性・建設業)
6月14日 9時42分
グレーゾーン金利自体を廃止すべきである
自分もお世話になっているが、現在の金利だといくら返済しても元金が中々減らない。逆に増える一方である。早急に改善すべき
KEN(福岡・30代後半・男性・コンピューター関連)
6月13日 19時36分
みさんの意見についての補強。
み、さんがおっしゃていることは、つまりこういうことです。
自己破産したり、債務整理した法人・個人は完全に0からスタートできるわけではありません。当然様々な制約が付きます。その代表例が「借金ができない」
ことです。自己破産者は公式には借金が出来ません。カードの類も作れません。
免責されれば「債務」はなくなります。しかし生活の糧が保証されているわけではありません。当然ながら生活保護も条件を満たさなければ受給できません。
債務が消えても収入の道がなければ生きていけない、というわけです。
さらに、破産者は官報などにより公表されるので多くの人の目に触れるところ
となります。お金を扱う仕事はもちろん、多くの仕事に就業できなくなると
いう現実があります。収入はないのにお金を借りれない。
そこに「闇金」が付け込んでくるのです。まさにその日暮らしの金を暴利で
貸すのです。自己破産したのにどうやって回収するのだ?とお考えでしょう。
それをなんとかするのです。
ある風俗ビジネス本に「女の子を集めるには○○のカードが一番だ。」と書か
れています。ある程度若い女性ならそういうことです。最近は男女限らず、
自己破産する若い人が増えています。ホストクラブは誰がどのように支えていますか?大金を支払う若い女性が貯蓄を失い、自己破産したならどうしますか?
犯罪と言う選択肢もありますね。「闇金」と暴力団は限りなく近いですから、
「闇の就職先を斡旋」することもあるんじゃないですか?
自己破産しても免許証や住民票は残りますね?これ、悪い奴が悪用すれば結構な
価値になるのですよ。
まあ、他にどんな方法があるのか知りませんが、なんとかするのですよ。
まともなところから借りれないところに貸し付けていくのが「闇金」の仕事
ですから。大手サラ金が誰彼なしに貸すと考えている人は考えを改めたほうが
いいですよ。3割の暴利でも確実に回収できる奴にしか貸さんのです。
金貸しの強みは理由を述べることなく、「貸す」「貸さない」を決定できること
です。利息制限法うんぬんを無視して営業が成り立つのはこの点なのです。
み、さんのおっしゃるとおり僕のマンションにも怪しいチラシが入ってましたからねえ。「ブラックOK」「秘密厳守」「五万円即金」。。。5万じゃ、足りないだろうと思ってたんですけど、そういう人向けだったのかもねえ。
うちの地区、ヤヴァイ立場の人たちが大勢居るところだからねえ。
夜逃げ・取立て・暴力団の意味不明な言いがかり、普通にあるからなぁ。
おっとっと、ダークな気分をとりなおして。
自己破産者に闇金が群がるのはそういうことです。例え本人が弁済できなくても
連帯保証人に誰かをつけるんじゃないですか、ええそりゃもう、親戚から友達
まで。その人たちは自己破産していませんから。自己破産で債務がきれいになれば闇金にとっては万歳ですから。しかも闇金しか貸しませんからまさに独占市場。当然暴利中の暴利ですよ。
>自己破産すれば貸すサラ金はでてこないのと一緒です。
>>ところがどっこい。他から借りられない自己破産者等は、ヤミ金業者にとってはお得意さまなのです。
本当ですよ。
み、さんはローンにも言及されています。
なかなか鋭いですね。よく研究されてます。
金銭消費貸借契約とローンは基本的に考え方が異なります。
どちらも借金なので似たようなものなんですが、
金銭消費貸借契約は当事者同士での契約なのに対しローンは第三者の立替払い
ということになります。違法な商売をして無理やり商品を売りつけた場合、
違法であることが判明したときから遡及無効となり、当然返金されるのですが
ローン会社が噛んでいると善意の第三者ということで契約は無効にならない、
とローン会社は主張しています。業者は騙しやすい人や脅しやすい人のリスト
を作ってそこから集中的に巻き上げるわけなんですが、後から「払わない」
と言われないようにするためにローンを組ませるわけです。業者は即金を手に
してトンズラできるし、ローン会社は確実に債権を手に出来る。事情を説明しても「わしゃ、知らん」でOKだし。実に巧妙に仕掛けられてますよ。ホントに。
>これも、ローン会社と手を組んでいるのか、支払限度額いっぱいいっぱいになってもなお、購入させようとします。
いや、確実に組んでるはずですよ。ローン会社が子会社だった、と言う話も
聞いたような。。
>一説では購入時に組むローンの分割手数料は分割回数に比例し、30%近い手数料(金利)になるのだそうです。
そうですね。実質金利ですね。
そういうわけで、美濃屋さん、ローンを組んだ時点で警察に飛び込んでも遅い
ちゅうことがこの商法の恐ろしいところなんですよ。プロに掛かったら
普通の人では逃れられんと言うのはそういうことですわ。自己破産の件でも
「借金するのは自業自得」と仰ってましたけど、信用調査会社がちゃーんと
成立しているのは破産したような人を会社にチクる為ですよ。この包囲網を
破るのはなかなか大変ですよ。安易に自己破産するのはよくないけど、
立ち直りの機会をまず与えないこの社会は問題ありなんじゃないかなぁ。
海王(大阪・30代後半・男性・パート/アルバイト)
6月13日 4時43分
美濃屋さんへの一部回答
◎事業性資金の融資金利を問題定義からはずす点について。
まあ、「一般消費者に関わるサラ金のグレーゾーン金利」に限定してもよいの
ですが、いわゆる悪質な貸金業者が経営の苦しい中小企業に融資して骨の髄までむしりとる事件が後を絶ちません。
大阪は中小企業と個人経営の街です。
資金繰りに神経をすり減らし、賃金の工面もつかないのに、銀行は金を貸してくれない。国や自治体の中小企業支援策も乏しく、休日返上で工場を動かしても赤字は減らない。
大激論したその方も中小の土建屋を経営しており数百万からの手形のやりとり
を繰り返していたそうです。しかし、資金繰りに失敗、借金地獄に陥り、今は
生活保護を受けて何とか凌いでいる状態です。
事業主から借金地獄に転落してく時の話はすさまじく、まさに生死をかけた大博打の連続であったようです。もちろん博打が表に出たからその人は生きていられるのであって、裏返っていたら間違いなく首を吊っていたでしょう。
中小企業の運営は借金から始まります。なかには無借金経営のところもありますが、ごくまれです。中小企業は一般の消費者以上に借金との関わりが深いのです。そして中途半端に担保がある分、失敗したときは悲劇的です。
中小企業の経営は経営者が有能かそうでないかで業績が左右されるような段階にはありません。では業績を左右する1番の要素はなにか。自分の予測ではそれは「運」だと思われます。発注業者がお金を延滞なく支払ってくれるか否か。銀行の査定が上手く転がるか。原材料費が現状以上にならないで済むか否か。熟練労働者が残ってくれるか否か。
体力もなく、状況が変われば倒れるしかないその状況は、担保もなく、労働力の提供しか生活手段のない一般消費者と、よく似ています。事業に無限の責任を要求されたら、家族親戚従業員ともども首をくくらねばなりません。
利息制限法や出資法はすべての金銭消費貸借契約に当てはまります。事業者とて例外ではありません。違いと言えば、事業者に貸すか、一般消費者に貸すか、しかありません。
この問題は基本的に金利をどの法律で規定するかの問題ですから、事業者を対象外にするのは不当であるといえるでしょう。事業者を議論からはずすには合理的で正当な理由が必要です。
美濃屋さんは事業者を議論の対象外とする合理的で正当な理由をお持ちですか。あれば聞かせてください。
それと、中小企業の方々をこの問題に参加させたい理由があります。
この問題は貸金業のあり方を直撃する問題ですから、貸金業者は死に物狂いで利息制限法を潰しにきています。このサイトにもちょくちょく現れて利率を50%にすべきだといっているようですね。
借りるほうが悪いと言う意見にも立場からの発言ではないかと思われるものがあるように感じます。日本では貸金業者は大きな力を持っています。政治家にも多額の金が渡っているでしょう。
どちらかと言うと裏の存在でありながら、強力な発言力と豊富な資金を持っています。目的のためなら手段を選ばないダークさとうまく立ち回る狡猾さを兼ね備えています。
これを叩くのは至難の業です。とても一般消費者だけの力では太刀打ちできません。しかし、ここに中小企業の声が加われば勝機が見えてきます。中小企業は日本の企業の9割を占めます。みな、資金繰りと借金で苦しんでいます。消費者と生産者の声が集まれば政治家も無碍には出来ません。自分はこの問題を日本の転換点であると位置付けて考えています。
「商売とは、基本的に、人びとが豊かに生活できるようサポートするものであるべきだ。」
商売をする人が皆そのような気持ちで仕事をするとき、僕は商売人を大いに評価するでしょう。さて、そのほかの事項については、また後ほど。それでは。
海王(大阪・30代後半・男性・パート/アルバイト)
6月13日 2時21分
集計期間: 2012年8月26日-9月1日